こんにちは!食いしん坊カラーリストの成沢です
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今日はお客様からの質問で多い「白髪ぼかし」について。
気になる白髪ぼかしについて徹底解説していきます!!
目次
①白髪ぼかし、白髪ぼかしハイライトとは
②白髪ぼかしハイライトは白髪染まるの?白髪気にならないの?
③ずっと白髪染めしていて黒い髪でもできるの?
④白髪ぼかしハイライトのメリット、デメリット
⑤白髪ぼかしハイライトの失敗例とその対策
⑥白髪ぼかしハイライトと普通のハイライトは違うの?
⑦白髪ぼかしハイライトは毎回やらなきゃいけないの?
白髪ぼかしとは、
白髪をしっかり【隠す】のではなく【ぼかす】こと。
白髪染めでしっかり染めるだけではなく
ぼかして目立たなくさせること全般を言います。
ぼかす方法は様々。1色染めでぼかすこともハイライトでぼかすこともあり、
白髪の分量や希望の明るさ、希望の色味によって
適した方法が変わります。
白髪をしっかり染めないことにより白髪染めのみでカラーするより、
明るい色が可能になり色味の幅も広がります。
そして、白髪ぼかしハイライトは白髪ぼかしの手段の一つであり
白髪をぼかすために入れるハイライト(明るい線)のことです。
白髪を染めながらハイライトを入れて白髪をぼかすことも
白髪を染めずにハイライトを入れてぼかすこともできます。
ハイライトが縦に線を描くことで
伸びてきた時の横の線をぼかす効果があり
境目が目立ちにくくなります。
1色染めだけで白髪をぼかすよりも
立体感が出やすく、場所により白髪の分量が違う方にも
幅広く対応できる方法です。
白髪染めは使わないことがほとんどです。
なぜなら白髪ぼかしハイライトを入れていれば
白髪が白でなくなるので、しっかり染めなくても気にならないから。
周期が空いて白髪が伸びてきても、しっかり染めないことで
馴染みやすく、気になりません。
白髪は1番明るい色なので
伸びてくると根元が1番明るく、毛先が暗くなります。
そのためくっきりと伸びた分が目立ってしまうのです。
白髪を天然のハイライトとして明るく活用し
伸びてきた白髪と、前回までのカラーした髪との
架け橋になってもらい
根元から毛先までをじわっとグラデーションにすると
白髪が気にならなくなるという効果が生まれます。
とっても白髪が多い部分がある方や
白髪が明るく存在してることが全くもって許せない方は
ご相談ください。
白髪染めをしながらハイライトを入れたり
違うアプローチでご提案いたします。
1回の施術では難しい場合もあります。
黒染めをすると明るくなりづらいのと同じく
白髪を染めるための色素は濃いので
全く明るくならない、もしくは色素がムラになる、
というようなケースが多いからです。
その場合は
・徐々に明るく1色染めして髪全体の状態を整えてハイライトを入れる
・しっかり時間をかけてハイライトをブレンドし、
毎回継ぎ足して徐々に明るさを出していく
等があります。
カラーの履歴や髪のコンディション、ライフスタイルに合わせて
ご提案いたしますので、ご相談いただき
カラーリストと一緒に決めていくのがおすすめです。
メリット
☑︎白髪染めだけでは出来ない明るい色にできる
☑︎白髪染め特有の赤味が出にくくなる
☑︎白髪も黒髪も伸びが気になりづらい
☑︎ヘアスタイルに立体感が出る
☑︎カラーの周期を空けられるので頭皮に優しい
デメリット
☑︎職場等環境的に髪色を明るく出来ない方には向かない
☑︎ブリーチを使う場合が多くダメージ対策が必要
☑︎色落ちが白髪染めに比べて早い
☑︎縮毛矯正やデジタルパーマとの相性が悪い
白髪ぼかしハイライトは
白髪以外を明るくすることで白髪を目立たなくする方法です。
そのため髪を明るく出来ない方や明るくしたくない方には
白髪染めでダークトーンをキープするのがおすすめです。
ブリーチを使った施術の場合は
普通のカラー剤に比べて負担がかかります。
しかしダメージ対策として様々な成分に対応できるケア剤が
多く揃っているので髪への負担をかなり減らし
安心して施術をすることが可能です。
またハイライトは細かくブレンドするため
全体の髪の毛に対して少ない割合でも
大きな効果を生むことができます。
その後のトリートメントやホームケアで補うことも可能です。
ハイライトは明るめのカラー剤を使うので
白髪染めに比べると色落ちが早く、明るくなるのが早いですが
ご希望があればお仕上がりとその後を計算しながら
明るさを調節いたしますのでご相談ください。
徐々に色が落ちて変化する髪色を
楽しんでいただくのもハイライトの醍醐味です。
縮毛矯正やデジタルパーマはダメージレベルの高い施術のため
ハイライトでブリーチを使う際にかなりのリスクが伴います。
そのため髪質や、ホームケア方法によっては
切れ毛やゴワつきが起こる可能性があります。
相性はよくないかもですが
白髪とうまく生きていく方法をご提案いたしますので
ご相談ください。
今まで耳にしたネガティブワード
・ハイライトが白髪っぽく感じる
・すごく明るくなってしまった
・ハイライトが太すぎて目立ちすぎる
・時間とお金がかかる
ハイライトの色を明るく抜きすぎたり
色味の選び方を間違えてグレーやシルバー感が強くなると
ハイライトが白髪っぽく見えることがあります。
ハイライトの明るさをしっかりコントロールすることと
肌色に合ったベージュ系の色味を入れることで
白髪っぽくなるのを防ぐことができます。
ハイライトは明るい線のことを指すため
明るく仕上がりやすいですが
ハイライト以外の部分を暗めにしたり
ハイライトの仕上げに塗布する色素を少し濃いめに
することで、明るくなりすぎないようにすることができます。
髪の毛の重なりによってハイライトが集まってしまったり
雑にハイライトを入れると太く仕上がってしまうことがあります。
kakimoto armsではこのようなことが無いよう
徹底的に訓練し3mmのハイライトを
7mmの等間隔で入れることが出来ます。
またこの基本的な技術を応用してさらに細かく入れたり
太く存在感たっぷりに入れることも自由自在です。
さらにお1人ずつ頭の形は違うので
髪の毛の生え方の癖を見つつ
頭の形に合わせて、髪の毛を分けとってから
ハイライトの施術に入るので
ハイライトが集まってしまって左右どちらかだけ明るい
ということもありません。
ハイライトは工程が増えるため所要時間が長くなり
その分費用も上がることがほとんどです。
しかし毎回ハイライトを入れるわけではないし
周期を空けられれば美容室を訪れる回数を減らすことができます。
またハイライトを入れる範囲をうまく調整することで
時間と料金も調整が可能です。
白髪が伸びた時のストレスを軽減できるので
それだけでも時間と料金に見合ったメリットは
あると言えます。
基本的には同じですが
白髪ぼかしハイライトの方が
・太くしない
・根元の元からきっちり入れる
・ハイライトの明るさの設定にこだわる
ことによって白髪をぼかしやすくなるよう
心がけています
全ては白髪をぼかせるかどうかを基準にデザインしていきます。
その必要はありません。
白髪の量や周期にもよりますが2、3回に1回位がいいでしょう。
例)
白髪ぼかしハイライト
↓
1、5ヶ月後 全体を1色染め
↓
1、5ヶ月後 リタッチ(根元の伸びた部分だけ)
↓
1、5ヶ月後 白髪ぼかしハイライト
このようなイメージです。
もちろん髪の状態によっては毎回ハイライトが必要で
上記の周期では成立しない場合がございます。
暗く白髪染めしていた場合やヘナでカラーしていた場合等です。
ある程度髪の毛の明るさが出てきたら、
白髪ぼかししやすい髪色の土台が整った状態になり
少しずつ周期を空けることが可能になります。
白髪ぼかしハイライトのこと、なんとなくイメージが湧いたでしょうか?
気にはなってたけど、よく分からない疑問等の
解決のお役にたてたでしょうか?
ハイライトのカラー施術は大好きですが
決して白髪染めが悪いわけでも嫌いなわけでもありません。
お客様のライフスタイルや髪質、ご希望のデザインによっては
白髪染めをすることが適していることもあります。
メリットやデメリットを踏まえて
信頼できる美容師さん、カラーリストにご相談いただき
プロのアドバイスをもらうことが大切だと思います。
kakimoto armsにはカラーのスペシャリストである
カラーリストが在籍しており
パーソナルカラーを基にした似合わせや
白髪のお悩みにも対応できる凄腕が揃っております。
まずはお気軽にご相談ください^^