いつも銀座店のブログを読んで頂き
ありがとうございますm(_ _)m
カラーリストの野村です。
白髪があるお客様にとって1番の悩み
【すぐに気になる根本の白髪問題】を確実に解決できるハイライト
についてお話ししたいと思います。
実際のお客様のビフォア→アフターをご覧いただきながら説明していきますね。
①

【ご要望&お悩み】
染めてもすぐに白髪は気になるから上手く活かしたい。
でも白髪がそのままの状態になるのは嫌。
ハイライトで立体感のあるカラーにしたい。
白髪比率は顔まわり中心に20%。
まずはビフォアの状態から
ブリーチを使ってハイライトをたっぷりと全体に入れていきます。
ポイントは根本ギリギリからハイライトを入れる事。

根本ギリギリから入ってないハイライトは
白髪ぼかし効果も弱くなってしまいます。
またハイライトをブリーチで抜き終わったら
それで終わりではなく
一度シャンプー後ハイライト部分へ色味をかけていきます。
このときに髪への負担が重ならないよう
低アルカリ性の刺激が弱いカラー剤を使うことで
仕上がりのツヤ感もアップ!
色味はお客様ご本人のパーソナルカラー
イエベタイプのお肌に合わせて
モノトーンベージュ系をチョイス

今では多少白髪が伸びてきても気にならなくなり
ヘアカラーの周期も伸びて
ご自分が染めたいタイミングでカラーを楽しめるようになりました!
②

【ご要望&悩み】
いつも髪の赤みがすぐ出てくるのが気になる。
最近まで白髪染めしてたけど、できれば白髪染めせずに目立たなくしていきたい。
ハイライトはやりたいけど派手にならないか不安。
全体の白髪率は5%
白髪が出始め(数%)の方は
それが気になるあまり急に白髪染めにスイッチしてしまいがちですが、残り90%以上の黒髪も白髪染めしてしまうことで、とっても赤みに色落ちしやすい髪色になってしまいます。
何故なら白髪染めには赤みを含むブラウン染料がたっぷりと含まれているから。
なので今回からは白髪染めを使わず
赤味の出づらいカーキグレーをチョイス。
➕ナチュラルな極細ハイライトを白髪が気になる分け目と顔まわりにポイントで。
ハイライトは一本一本が約2〜3㎜!

赤やオレンジに色落ちしないよう、しっかりブリーチで髪の色素を抜くのもポイント。
そのあとカーキグレー系の色味を被せて
品良く抜け感もあるヘアカラーにデザインしました。


今回のヘアカラーにより
色落ちしても赤みが出てこず
白髪も目立たなくなったので
『長い期間カラーを楽しめるようになった』
と有り難きお言葉を頂くことができました。
③


【ご要望と悩み】
グレイヘアを活かしたカラーにしたいけど
何もしてない感じになるのは嫌。。。
白髪率は50%。
地毛の黒髪と白髪はそのままに、クリーミーベージュの極細ハイライトをたっぷりと髪全体に。

まろやかクリーミーカラーのハイライトを細かく沢山ブレンドすることで、
50%程ある白髪もハイライトに溶け込むように
柔らかく見えるように。
しかもしかも今回のカラーは
3ヶ月に1回程度の施術でOK。
根本が多少伸びてきてもほぼ気になりません。


ちなみに白髪率の高い方ほど
よりクリーミーなまろやかカラーを楽しめます!
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いかがでしょうか?
"ハイライト"や"白髪ぼかし"は今ではかなり世の中に認知されていて、ほとんどの方が一度は聞いたり試したりした事があるのではないでしょうか?
そんな中でも最近のご新規のお客様がご来店されて
最初にカウンセリングしたときに頂く声が
『思ったよりハイライトが太い、、派手、、』
とか
『ハイライトやっても白髪は結局目立つまま』
『ハイライトはダメージが不安、、』
などなど。。
ハイライトを入れれば必ず白髪がぼかせるわけではありません。
また、そもそもハイライトがお客様自身に似合っていなければ意味がないと思います。
なので私たちが大切にしているハイライトのコダワリをぜひ理解頂き、ご来店ご予約のきっかけにして頂ければと思います。
『白髪染めの為にサロンにいく』のではなく
『毎回サロンでヘアカラーするのが楽しみ』
と言って頂けるお客様を1人でも多く増やすことが日々の目標であり
いつか日本の【ヘアカラーや白髪染め事情】を大きく変えていくキッカケをつくることが夢です。
ぜひ応援して頂れば幸いです。
これからもkakimoto arms銀座店を宜しくお願い致します。
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@ryo_nomura
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長文お読み頂きありがとうございましたm(__)m
ヘアカラーリスト
野村亮